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瓦屋根のメンテナンス方法は?塗装や葺き替えなどの時期や費用を紹介

屋根修理

2025.10.11 (Sat) 更新

瓦は、ほかの屋根材と比べると耐用年数が長いことから「瓦屋根はメンテナンスフリー」と言われることがあります。

しかし、耐用年数どおりに長持ちさせるためにはメンテナンスが必要です。

瓦屋根のメンテナンス方法は、瓦の種類や劣化状況によって異なります。

瓦本来が持つ耐久性を発揮するためにも、正しいメンテナンスの知識を身につけましょう。

本記事では、瓦の種類や劣化状況に応じたメンテナンス時期・方法を解説します。

メンテナンスにかかるおおよその費用も紹介するため、瓦屋根の住宅にお住まいの方はぜひ参考にしてください。

 

屋根瓦の見分け方

瓦屋根の素材は、大きく以下3つに分けられます。

・粘土瓦
・セメント瓦
・乾式コンクリート瓦

瓦の種類によってメンテナンス方法が変わるため、まずはお住まいの瓦の種類と特徴をおさえておきましょう。

粘土瓦の特徴

粘土瓦は粘土を瓦型に形成したものを高温で焼き上げた瓦です。

粘土瓦には、釉薬瓦(陶器瓦)・いぶし瓦・洋瓦(スパニッシュ瓦)などがあります。

表面が釉薬(ゆうやく)でコーティングされていて陶器のようにつるつるした見た目が釉薬瓦です。

灰色で光沢感があるのがいぶし瓦、赤褐色系の粘土のような色合いで色ムラがあるのが洋瓦になります。

粘土瓦は水分が浸透しない性質のため、表面を塗膜で覆わなくてよいことから塗装メンテナンスの必要がありません。

セメント瓦の特徴

セメント瓦はセメントと砂でできた瓦です。

アスベストが含まれていることもあり、現在はほとんど製造されていません。

セメント瓦には以下のような特徴があります。

・経年による色褪せがある
・瓦の裏側(塗装されていない部分は)はセメントの灰色をしている
・コケが生えやすい
・触るとざらざらしている

セメント瓦は入手が困難なため、劣化が進むなどして使い物にならなくなった場合は別の瓦や屋根材に変更(葺き替え)しなければいけません。

またセメント瓦は塗膜で覆わないと水が染み込み耐久性が落ちます。

セメント瓦を長持ちさせるためには、定期的に塗装メンテナンスが必要です。

乾式コンクリート瓦の特徴

乾式コンクリート瓦は、セメントと骨材でできており小口部分(瓦の側面)が凸凹しているのが特徴です。

現在は製造されていないため、交換が必要な場合は別の瓦や屋根材に変更するしかありません。

乾式コンクリート瓦は、瓦の表面にコンクリートと同じ性質を持つ無機質着色剤(スラリー層)が塗布されています。

さらにその上から表面を保護するクリアー塗装が施されており、セメント瓦よりも耐久性が高いです。

とはいえスラリー層とクリアー塗装も経年劣化するため、塗装メンテナンスが必要です。

 

屋根瓦の耐用年数

屋根瓦の耐用年数は以下のとおりです。

・粘土瓦:50年以上
・セメント瓦:20~40年
・乾式コンクリート瓦:20~40年

屋根瓦はほかの屋根材よりも耐用年数が長いです。

粘土瓦の場合は、適切にメンテナンスすれば半世紀以上長持ちさせられます。

 

【方法別】瓦屋根のメンテナンス周期と費用

瓦屋根のメンテナンス周期と費用について、メンテナンスの方法別に紹介します。

まず瓦屋根は下記の周期でメンテナンスが必要です。

・瓦の差し替え:適宜※粘土瓦に限る
・塗装(※粘土瓦は不要):10~15年
・漆喰の補修:15~20年
・瓦屋根や防水紙の葺き直し:15~30年
・棟瓦の積み直し:20~30年
・瓦の葺き替え:20~60年

周期はあくまでも目安のため、目視できるトラブルが発生していなくても10年前後で専門業者に点検してもらいましょう。

メンテナンスの詳細と費用相場について以下で詳しく解説します。

なお費用は劣化状況や面積などにより異なるため、正確な金額を知りたい場合は業者に見積もりを依頼しましょう。

瓦の差し替え(部分交換)

瓦の差し替えの費用相場は1~20万円です。

現在も製造されている粘土瓦に限ったメンテナンスで、割れ・欠け・剥がれなどが生じている瓦のみを新しいものに交換します。

瓦の下には雨漏り防止のルーフィングシートと呼ばれる防水紙が敷かれているため、割れや欠けなどがあってもすぐ雨漏りするわけではありません。

しかし放置していると防水紙まで劣化してしまうため、割れや欠けなどが生じている瓦がある場合は早めに差し替えメンテナンスすることが大切です。

差し替えは部分交換になるため、新しい瓦に交換した部分はほかと若干色が変わる点に注意しましょう。

漆喰の補修

漆喰の補修にかかる費用は4~30万円が相場になります。

劣化した漆喰を取り除いてから新たに詰め直すメンテナンスです。

劣化状況によっては、既存の漆喰の上から重ねる「詰め増し」といった方法がとられるケースもあります。

漆喰は瓦を固定したり雨水の浸入を防いだりするのが役目です。

漆喰が劣化すると瓦の落下や雨漏りに繋がるため早期対処が求められます。

棟瓦の積み直し

棟瓦の積み直しの費用相場は4~66万円です。

棟瓦とは瓦屋根の頂点部分に水平に並ぶ瓦を指します。

積み直しとは、地震の揺れや漆喰の劣化などにより段差ができたり歪んだりした棟瓦を一旦崩して新たに積み直すメンテナンスです。

棟瓦に問題が起きると、接着されていたほかの瓦にも悪影響を与えて雨漏りに繋がります。

大事になる前に積み直しメンテナンスを行いましょう。

瓦屋根や防水紙の葺き直し

30坪ほどの住宅の葺き直しは70~180万円です。

葺き直しとは既存の瓦屋根や防水紙をすべて撤去して、下地を補強してから元々使っていた瓦を付け直すメンテナンスを指します。

瓦を再利用するため、瓦自体の劣化が著しい場合は対応できません。

瓦が寿命に達していなくても、防水紙が劣化していると雨漏りに発展するため定期的なメンテナンスが不可欠です。

瓦屋根の塗装

瓦屋根の塗装費用は、約30坪ほどの住宅で60~80万円が相場です。

塗装費用は使う塗料の種類によっても異なります。

・シリコン塗料:約1,800〜3,500円/平方メートル
・フッ素塗料:約3,000〜5,000円/平方メートル
・無機塗料:約3,800〜5,500円/平方メートル

塗装メンテナンスは、美観を改善したり瓦が雨水を吸収するのを防いだりする効果があります。

セメント瓦や乾式コンクリート瓦は雨水を吸ってしまうと割れやすくなるため、塗膜の劣化を見逃さず早めに塗装するのがポイントです。

屋根の葺き替え

瓦や下地が著しく劣化して雨漏りしているなど、差し替えや葺き直しでは対応できない場合には、葺き替えで対応します。

屋根の葺き替えとは既存の瓦を撤去して下地を補修した後に、屋根材をすべて新しく交換する工事です。

葺き替えの費用は以下のとおりです。

・瓦→瓦の葺き替え:90〜250万円
・瓦→ガルバリウム鋼板:100〜220万円
・瓦→スレート:70〜200万円
・瓦→アスファルトシングル:70〜230万円

葺き替えは屋根材を一新できるため、屋根の軽量化により耐震性を向上させることも可能です。

 

瓦屋根の点検・メンテナンスを依頼する業者選びのポイント

瓦屋根の点検やメンテナンスを依頼する業者選びのポイントは以下の2つです。

・地域密着型で施工実績と口コミが豊富にある
・丁寧に診断し具体的に報告してくれる

瓦屋根をメンテナンスする際にはしっかり現状を把握して、必要なメンテナンス方法を提案してもらうことが大切です。

お住まいの地域での施工実績が多い地域密着型業者なら、気候など地域の特性を考慮した提案をしてもらえます。

また屋根は普段見えない場所だからこそ、丁寧に現地調査して具体的な診断書を提出してもらえる業者がおすすめです。

実際に瓦屋根のメンテナンスを依頼した方の声や体験談などの口コミも参考にしながら、信頼できる業者を選びましょう。

 

瓦屋根のメンテナンスに悩んだら専門業者に相談しよう

耐用年数が長い瓦屋根ですが、長持ちさせるためには状況に応じた定期的なメンテナンスが不可欠です。

また瓦は粘土瓦・セメント瓦・乾式コンクリート瓦があり、種類によって必要なメンテナンスが異なります。

瓦屋根のメンテナンスには塗装・漆喰補修・葺き替えなどがあり、費用は数万円~数百万円と幅広いです。

瓦屋根の劣化が進むとメンテナンス費用もかさむため、10年前後で専門業者に点検を依頼し劣化状況に応じた適切なメンテナンスを行いましょう。

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