屋上の防水工事の費用を4つの方法別に解説!安くするためのコツも紹介
2025.12.19 (Fri) 更新

屋上防水の工事を検討する際、気になるのが費用です。
「屋上防水の工事を頼みたいけれどいくらかかるのだろう」「屋上防水の費用をなるべく抑えたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
屋上防水は工事の方法が複数あり、耐用年数や費用が異なります。
また屋上の形状などによっても適した工事方法が異なり、工事にかかる費用が変わってくるのです。
そこで本記事では、屋上防水の種類別に費用相場と特徴を紹介します。
屋上防水の工事費用を安く抑えるコツも解説するため、費用が心配で工事に踏み出せていない方もぜひ参考にしてください。
なお本記事で紹介する費用はあくまでの目安です。
屋上の状態などによっても変わってくるため、あくまでも参考としてお役立てください。
【種類別】屋上の防水工事の費用相場と特徴

屋上の防水工事はおもに以下4つの方法があります。
・ウレタン防水
・FPR防水
・シート防水
・アスファルト防水
それぞれの費用相場と特徴、向いている屋上を紹介します。
ウレタン防水
ウレタン防水の費用相場は5,000~12,000円/平方メートル、耐用年数は8~14年が目安です。
ウレタン防水は、屋上にウレタン樹脂を塗布して防水層を作ります。
密着工法と通気緩衝工法の2種類あり、特徴は以下のとおりです。
・密着工法:「ウレタン防水材」「補強材」「ウレタン防水材」の順に重ねて塗る
・通気緩衝工法:通気緩衝シートの上にウレタン防水材を塗布する
密着工法は複雑な形状にも施工しやすく、つなぎ目のないきれいな仕上がりが特徴です。
一方、通気緩衝シートは、ひび割れが生じていても施工しやすい利点があります。
障害物が多い屋上やコストを抑えたいときは、ウレタン防水を検討しましょう。
FPR防水
FRP防水は5,000〜10,000円/平方メートルが相場で、耐用年数は10~20年が目安です。
FRP防水は、ガラス繊維で強化したプラスチックを塗布して防水層を作ります。
塗膜の硬化が早く軽量で建物への負担を抑えられるため、どのような屋上でも施工しやすいのが特徴です。
ただしあまり伸縮しないことから、地震などの揺れに弱くひび割れる可能性がある点に注意しましょう。
シート防水
シート防水の費用は4,000~15,000円/平方メートル、耐用年数は10~15年です。
ゴム製シートや塩化ビニルシートを張り付けて防水層を作る方法で、以下の2通りがあります。
・接着工法:下地に接着剤を塗布した上に防水シートを張り付ける
・機械固定工法:下地の上に緩衝材を敷き、固定金具を用いて防水シートを張る
シート防水は古い防水層を覆う形で施工するため、既存の防水層の上から施工できるケースもあります。
悪臭が発生しないのも魅力です。
シート防水は障害物などによる凹凸がなく、面積の大きい屋上に適しています。
アスファルト防水
アスファルト防止の費用相場は5,000~22,000円/平方メートル、耐用年数は15~25年程度です。
アスファルト防止には以下3つの工法があります。
・熱工法:アスファルトを熱で液状化させて、防水シートと交互に重ねる
・トーチ工法:防水シート裏のアスファルトをあぶり溶かし下地と密着させる
・常温工法:裏面に粘着するアスファルト加工されたシートを常温で張り付ける
熱工法とトーチ工法は施工時に臭いと煙が発生するため、近隣への配慮が不可欠です。
アスファルト防水はほかの防水工事と比べて耐用年数が長いことから、施工頻度を抑えたい屋上に向いています。
屋上防水の工事にかかる費用内訳

屋上防水工事にかかる費用内訳の相場は以下のとおりです。
足場仮設費:700~1,200円/平方メートル
高圧洗浄費:100~300円/平方メートル※別途水道代
下地処理費:100~500/平方メートル
下地補修費:500~2,000円/平方メートル
改修ドレン設置 13,000~25,000円/1箇所
廃材処分費:10,000~30,000円(一式)
※上記のほか諸経費や管理費がかかる
屋上防水工事は防水層を作る前に、足場仮設・高圧洗浄・下地処理や補修などさまざまな工程を踏みます。
業者に見積もりを依頼した際には、トータル金額だけでなく内訳も相場とかけ離れていないかチェックしましょう。
屋上防水の工事費用を抑えるコツ

屋上防水の工事費用を抑えるためのコツを5つ紹介します。
・劣化が進む前に工事する
・自社施工の業者を選ぶ
・追加費用が発生しやすい不明瞭な見積もりに注意する
・保証期間や内容を把握する
・使える補助金や助成金がないか調べる
少しでも費用を抑えたい方は、実践してみてください。
劣化が進む前に工事する
屋上防水の劣化が進み、下地にサビや汚れ、ひび割れなど生じると下地処理や下地補修の費用が相場より高くなってしまうことがあります。
また屋上防水の劣化の放置は、雨漏りに発展するリスクもあるため要注意です。
雨漏りした場合は屋上防水工事だけでなく、雨漏り箇所の修理や内装の原状回復など余計にお金がかかってしまいます。
防水工事の費用を抑えるためには、劣化が進行する前に工事することが大切です。
自社施工の業者を選ぶ
どのような業者に依頼するかも、屋上防水の工事費用を抑えるポイントです。
足場仮設などを下請けに発注せず、自社で施工している業者は中間マージンがかかりません。
中間マージンがかからない分を工事費用に還元できるため、トータル費用を抑えられる可能性が高いです。
業者のホームページで、自社で施工しているかどうか確認しましょう。
大手業者は下請けに発注するケースが多いため、地元に密着して活動している業者が狙い目です。
追加費用が発生しやすい不明瞭な見積もりに注意する
見積もりに不明瞭な項目があると、どこまでが工事費用に含まれているか曖昧になり追加費用が発生することがあります。
たとえば「一式」という表現が多用されていたり、理由のわからない多額の値引きがあったりする場合は要注意です。
見積もり段階では安いと思っても、結果的に高額になってしまう可能性があります。
見積書をもらったら「具体的にどのような作業が含まれている項目なのか」「値引きの理由は何か」などすべて納得できるまで、確認してください。
保証期間や内容を把握する
屋上防水工事で見逃しやすいのが、保証についてです。
屋上防水の耐用年数も大切ですが、保証期間やその内容にも注目しましょう。
保証期間が長いと、保証の対象となる不具合が生じた場合に無償で直してもらえます。
保証が使えた場合と使えない場合では、屋上防水にかかるトータル費用が大きく変わってくるため要チェックです。
保証期間だけでなく「どのような場合に保証の対象となるのか」「どこまで保証してもらえるのか」まで詳しく確認しておきましょう。
使える補助金や助成金がないか調べる
自治体によっては、屋上防水工事に補助金や助成金が使える可能性があります。
工事費用の全額は難しい場合もありますが、補助金や助成金を活用すると自己負担を大幅に軽減できるため調べてみるのがおすすめです。
補助金や助成金は制度によってさまざまな条件があります。
申請期限や予算が決められているため、早めに条件などの詳細を自治体に確認しておきましょう。
また補助金や助成金は、着工後には申請できないケースが多いことも覚えておきましょう。
屋上防水は自分でやらないほうがよい

「自分で屋上工事すれば費用を抑えられるのでは?」と考える方がいるかもしれませんが、DIYはおすすめできません。
まず屋上防水の工事は専門的な技術が必要で、慣れていないと非常に難しいです。
工事に失敗すると余計に状態を悪化させ、結局業者に頼ることになり高くついてしまうこともあります。
また屋上防水の工事は、高所での作業になるため落下リスクも避けられません。
工事にかかる費用以上に代償が大きいため、屋上の防水工事は専門業者に依頼しましょう。
屋上防水の費用を把握して工事を依頼しよう

屋上防水は複数の種類が存在し、工法ごとに費用相場や耐用年数、向いている屋上の特徴が異なります。
屋上防水工事を依頼する際は、見積もりの内訳や保証内容までしっかり確認しましょう。
費用を抑えるには、定期的なメンテナンスや補助金・助成金の活用などが効果的です。
屋上防水のDIYは危険を伴うのと失敗するリスクが高いため、信頼できる自社施工の専門業者へ依頼するのをおすすめします。




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