50坪の住宅の屋根葺き替え工事費用の相場を屋根材ごとに解説
2026.01.01 (Thu) 更新

50坪の住宅の屋根葺き替え工事を検討した際に、不安なのが費用ではないでしょうか。
一般的な30坪よりも屋根面積が広い分、高額になりそうで心配になる方も多いはずです。
50坪の屋根を葺き替える際の費用相場は160〜440万円で、現状の屋根材や新しく選ぶ素材などによって大きく変動します。
予算オーバーを防ぐためにも、正しい相場を知っておくことが大切です。
本記事では、葺き替え費用の相場や50坪ならではの工事費を安く抑えるポイント、信頼できる業者の見極め方を解説します。
後悔しない葺き替え工事を行うためにも参考にしてください。
【屋根材別】50坪の住宅の屋根を葺き替える際の費用相場

50坪の住宅の屋根を葺き替える際の費用相場は160〜440万円です。
ただし、現在の屋根材や新しい屋根材の種類の組み合わせによって、費用は大きく変動します。
主な屋根材の葺き替え費用を紹介します。
スレート屋根
スレート屋根への葺き替え費用は下記のとおりです。
・スレートからスレート:125~280万円
・スレートからガルバリウム鋼板:160〜300万円
同じスレート材への変更なら比較的安いですが、耐久性はガルバリウム鋼板のほうが優れています。
ガルバリウム鋼板は軽量で耐久力もあり、長期的なメンテナンスコストを抑えられるメリットがあります。
予算重視ならスレート、機能性重視ならガルバリウム鋼板など目的に合わせて選ぶことが大切です。
瓦屋根
瓦屋根への葺き替え費用は下記のとおりです。
・瓦からスレート180~340万円
・瓦からガルバリウム鋼板200〜380万円
瓦屋根の葺き替えは、ほかの屋根材に比べて高額になりやすいです。
既存の瓦は重量があるため、撤去や処分にかかる費用がかかってしまいます。
しかし、重い瓦から軽量な屋根材に変えることで、住宅の重心が下がり耐震性が向上するといったメリットがあります。
トタン屋根
トタン屋根からガルバリウム鋼板への葺き替え費用は160〜280万円です。
古いトタン屋根はサビや穴あきが進んでいることが多く、下地の補修が必要になるケースが多くあります。
表面だけの塗装やカバー工法ではなく、下地から新しくする葺き替えがおすすめです。
ガルバリウム鋼板はサビに強く、耐久性に優れています。
一度葺き替えれば長く安心して暮らせるため、劣化したトタン屋根のリフォームに適しています。
50坪の住宅の屋根の葺き替え費用が高くなる理由

50坪という広い屋根面積の場合、施工条件次第で費用に大きな開きが生じやすいのが特徴です。
葺き替えにかかる費用が高くなる主なケースは、下記のとおりです。
・屋根にアスベストが含まれている
・屋根が複雑な形状をしている
・立地条件が特殊である
費用が高くなる要因を知ることで、見積もりか妥当かどうかを判断しやすくなります。
屋根にアスベストが含まれている
2004年以前の住宅では、屋根材のほか軒天や外壁などの周辺部材にアスベストが含まれている可能性があります。
アスベストは健康被害のリスクがあり、法律に基づいた手順で撤去・処分を行わなければなりません。
飛散防止のための養生や専門的な処理が必要となるため、アスベスト撤去・処分費用が別途で必要です。
アスベスト含有屋根の葺き替え工事を行う際は、アスベスト処理費用が含まれているかを確認する必要があります。
屋根が複雑な形状をしている
屋根の形状が複雑であればあるほど、施工の手間と材料費が増え高額になります。
デザイン性を重視し凹凸が多い、屋根から突き出した窓のドーマーや天窓がある場合は、周辺の処理に手間がかかるからです。
50坪の住宅は屋根面積が広いため、部材費や加工の手間の積み重ねが費用に影響を及ぼす可能性があります。
立地条件が特殊である
自宅の立地条件が特殊な場合、工事車両の通行や資材の搬入が困難となり、追加費用が発生します。
たとえば、前面道路が狭くトラックが入れないと職人が手運びで資材を運搬しなければならず、人件費がかかります。
隣家との距離が極端に近い、敷地が傾斜地の場合は足場の設置に特殊な部材や工夫が必要です。
現場の状況によって費用の加算も理解しておくことが大切です。
50坪の住宅の屋根葺き替え費用を抑えるポイント

50坪の屋根葺き替えは高額な工事ですが、工夫次第で費用を抑えられる可能性があります。
品質を落とさずに自己負担額を減らすためのポイントを紹介します。
繁忙期の依頼を避ける
工事費用を抑えるためには、屋根修理業者の繁忙期である春や秋は避けるのがおすすめです。
繁忙期は業者のスケジュールが埋まっているため、割引がなかったり値引き交渉に応じてもらいにくかったりします。
業者の空いている時期に合わせて工事を行うことで、適正価格またはそれ以下での施工が期待できます。
雨や雪によって工期が延びる可能性が考えられるため、急ぎでないなら時期をずらすことも検討しましょう。
補助金・助成金を利用する
国や自治体が提供している補助金や助成金制度を活用することで、自己負担額を大幅に減らせる場合があります。
多くの自治体では、耐震性を高めるための軽量化工事や、遮熱・断熱リフォームに対する補助金制度を設けています。
50坪の屋根リフォームは、かかる費用も高くなりがちです。
補助金の対象になれば自己負担額を抑えられる可能性が高くなります。
条件や申請期間が定められているため、工事前に役所の窓口や業者に確認しておくのがおすすめです。
火災保険を利用する
自然災害によって屋根材が飛散・破損したことがきっかけで工事を行うなら、保険金が降りる可能性があります。
単なる経年劣化による葺き替えは補償の対象になりません。
50坪の屋根修理は高額になりやすいため、保険金が適用されれば家計への負担が軽くなります。
自己判断せず、まずは加入している保険会社に相談し補償の対象になるか調査してもらうことが大切です。
屋根の葺き替え工事を依頼する際の注意点

葺き替え工事でのトラブルを避けるためには、悪質な業者に注意が必要です。
依頼してから後悔しないために気をつけるべき点を紹介します。
屋根修理の飛び込み営業に注意する
「近くで工事をしていて屋根が見えた」などと言い、訪問してくる飛び込み営業に要注意です。
悪質業者である場合「今すぐ修理しないと雨漏りする」と不安を煽り、相場とかけ離れた高額な契約や、手抜き工事を行う可能性があります。
その場で屋根に登らせることを許可したり、契約書にサインしたりすることは避けてください。
屋根の状態が心配なら、飛び込み営業からの点検は断り、改めて信頼できる業者へ相談することが大切です。
見積もり費用が安すぎる業者への依頼は避ける
相場に比べて極端に安い見積もりを提示してくる業者への依頼はおすすめできません。
必要な工程を省いたり、低品質の材料を使ったりと、安く工事できる理由があります。
50坪の屋根を葺き替える際は、足場代や材料費だけでもある程度の金額になるのが当然です。
安く工事できるからと飛びつくと、数年で雨漏りが再発し、再び工事が必要になるため高くつくことになりかねません。
安さだけで選ばず、工事内容の詳細や保証が充実しているか確認する必要があります。
屋根を葺き替える際の業者の選び方

50坪の屋根の葺き替え工事は、葺き替え工事の実績が豊富かどうかの確認が重要です。
公式サイトで施工前後の写真や事例を確認できると信頼性の高さがわかり、実際の工事のイメージもしやすくなります。
あわせて、口コミや評判のリサーチも欠かせません。
実際の利用者の声は、担当者の対応や施工後の良し悪しを見極める判断材料になります。
費用と品質のバランスを重視するなら自社施工の業者がおすすめです。
中間マージンをカットできるため適正価格で依頼でき、職人へ直接要望が伝わりやすいメリットもあります。
工事費用だけではなく、総合的に判断して納得できる業者への依頼が大切です。
50坪の住宅の屋根を葺き替える際は信頼できる業者へ相談しよう

50坪の屋根葺き替えは大きな出費となります。
適切な屋根材選びと優良な業者への依頼で、住宅の寿命を大きく延ばせます。
自社施工の業者に工事を依頼したり補助金や助成金制度を使ったりすることで、費用を抑えられる可能性があります。
納得のいく価格と品質で工事を行うためには焦って契約せず、工事実績や口コミ評判から信頼できる業者へ依頼しましょう。




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