瓦屋根からスレート屋根の葺き替え費用は?安く抑える方法も解説
2026.01.09 (Fri) 更新

瓦屋根の老朽化や耐震性への不安から、軽量なスレート屋根への葺き替えを検討している方もいるでしょう。
そこで不安になるのが費用ではないでしょうか。
適正な相場を知らずに依頼してしまうと、見積もりが高額であることに気づかなかったり、手抜き工事の被害に遭ったりする可能性があります。
瓦屋根からスレート屋根へ葺き替える際の相場を把握し、納得して工事を行うことが大切です。
本記事では、具体的な費用相場と自己負担額を抑えるポイントを解説します。
スレート屋根に変えるメリット・デメリットと失敗しない業者の選び方も紹介しています。
適正価格で工事したい、信頼できる業者に任せたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
瓦屋根からスレート屋根へ葺き替える際の費用相場

瓦屋根からスレート屋根へ葺き替える費用は、30坪ほどの住宅の場合で70〜200万円が相場です。
ただし屋根の面積や劣化状況によって金額は変動します。
正確な費用を把握するためには業者へ見積もり依頼をする必要があります。
見積もりや工事に関する説明は書面でもらいましょう。
口頭だと「言った・言わない」のトラブルにつながります。
瓦屋根からスレート屋根へ葺き替える際の費用を抑える方法

葺き替え工事は高額になりがちです。
火災保険や補助金制度を活用すると、経済的な負担を減らせるため詳しく解説します。
火災保険を利用する
屋根の破損原因が自然災害である場合は、火災保険を利用できる可能性があります。
火災保険は火事だけでなく、台風や強風、雪などによる被害も補償対象となるケースがほとんどです。
台風で瓦が飛んだり強風による飛来物で屋根が破損したりして、葺き替えが必要になった場合、保険金が下りれば工事費用を抑えられます。
自己負担を大幅に減らせる可能性があるため、契約している保険会社へ相談し、適用条件に合致するかどうか確認してください。
補助金・助成金制度を活用する
瓦屋根からスレート屋根への葺き替えでは、自治体の補助金・助成金制度を積極的に活用するのがおすすめです。
多くの自治体では、耐震改修工事や省エネリフォームに対する補助金制度があります。
重い瓦屋根を撤去し、軽量なスレート屋根に葺き替える場合、耐震性を高める工事として認められる可能性が高いといえます。
一般的には工事着工前の申請が必要です。
事前に役所の窓口や公式サイトで最新の情報をチェックしておくことが大切です。
自社施工の業者へ依頼する
工事費用を少しでも安く抑えたいなら、自社施工の業者へ依頼してください。
大手ハウスメーカーやリフォーム会社は、実際の工事を下請け業者が行うため、中間マージンが発生します。
その分費用が上乗せされてしまうため、見積もり金額が高くなる傾向です。
一方で、自社の職人が工事を行う自社施工の業者なら、中間マージンをカットでき、費用を抑えられます。
できるだけコストを抑えたい方は、余計なコストを省ける自社施工の業者へ依頼するのがおすすめです。
瓦屋根からスレート屋根へ葺き替える際のメリット

瓦屋根からスレート屋根へ葺き替える際は、多くのメリットがあります。
詳しく解説するので、参考にしてください。
屋根材にかかる費用を抑えられる
スレート屋根は、価格の安さがメリットのひとつです。
日本瓦は1枚あたりの単価が高く、施工にも高度な技術と時間が必要です。
一方、現在の屋根材で多く使われているスレートは多く生産されているため、リーズナブルに入手できる特徴があります。
屋根の機能を回復させつつ、経済的な負担を抑えられるコストパフォーマンスに優れた屋根材といえます。
瓦屋根より軽量で耐震性が向上する
瓦屋根からスレート屋根へ葺き替えると耐震性が向上します。
スレートは瓦屋根に比べて軽い屋根材です。
屋根を軽量化すると住宅の重心が下がり、地震時の揺れを大幅に軽減できます。
とくに築年数が経過した木造住宅においては、屋根の軽量化は耐震対策として重要です。
地震が多い日本で長く安心して暮らすためにも、スレートへの葺き替えがおすすめです。
施工できる業者が多い
スレート屋根は日本国内で広く普及している屋根材で、取り扱える業者の数が多くあります。
特殊な瓦や金属屋根の場合、専門的な技術をもつ職人が限られています。
しかし、スレートであれば多くの施工業者で対応可能です。
メンテナンスや定期点検、修理が必要な際にも依頼先が見つかりやすいメリットがあります。
万が一の不具合の際、すぐに対応してもらえる業者を探せるため安心です。
瓦屋根からスレート屋根へ葺き替える際のデメリット

メリットの多いスレート屋根ですが、デメリットもあります。
瓦屋根と比較した際の注意点を把握し、後悔のない葺き替え工事を行うことが大切です。
瓦屋根よりこまめなメンテナンスが必要
スレート屋根は瓦屋根よりメンテナンス費用が発生します。
瓦屋根は基本的に塗装が不要で、耐久性の高い屋根材です。
一方でスレート屋根自体には防水性がなく、塗装によるメンテナンスが欠かせません。
10年を目安に塗装する必要があるため、その都度足場代や塗装費用がかかります。
塗装を怠るとスレート屋根の反りや割れにつながり寿命が縮まってしまいます。
スレート屋根は耐用年数が10〜35年と短く、耐用年数が50年以上ある粘土瓦と比較すると、早期に葺き替えリフォームが必要です。
スレートの場合は、長期的なランニングコストがかかる点を理解しておくことが大切です。
瓦屋根と比べて雨漏りしやすい
瓦屋根に比べてスレート屋根の方が雨漏りするリスクは高くなります。
瓦屋根は素材自体が水を弾き、通気性が高く湿気も逃げやすい点が特徴です。
スレートは表面の塗装と下地によって防水機能を維持しています。
定期的な塗装を怠るとスレート自体が水を吸ってひび割れを起こし、雨水が浸入する可能性もあります。
経年劣化が避けられないスレート屋根は、雨漏りしやすくなるデメリットを知っておきましょう。
ひび割れしやすい
スレート屋根は瓦屋根に比べてひび割れしやすい性質があります。
セメントを薄く板状に加工したスレートは、厚みのある瓦に比べて衝撃に弱い素材です。
飛来物が当たった衝撃で割れたり、点検時に屋根へ登った際に、重みで踏み割られたりする可能性があります。
わずかなひび割れでも放置すればそこから雨水が浸入し、屋根全体を傷める原因になりかねません。
瓦のような耐久力はないため、定期的に屋根の状態を点検し、ひび割れが見つかった場合は早急に補修を行うことが大切です。
瓦屋根からスレート屋根へ葺き替える際の業者の選び方

業者を選ぶ際は、瓦からスレートへの葺き替え実績が豊富か、また口コミ評判がよいか確認してください。
葺き替え工事は瓦の撤去や下地調整など複雑な工程を含み、高度な技術と判断力が求められます。
経験の浅い業者では施工不良のリスクがあります。
公式サイトで自宅と似た施工事例があるかチェックし、信頼できるか見極めることが大切です。
あわせて、Googleマップなどで「説明が丁寧」「見積もりが明瞭」といった、利用者の生の声を確認するのがおすすめです。
実際に工事を行った方の声は業者選びの判断材料になります。
技術力を示す実績数と、満足度がわかる口コミから信頼できる業者へ依頼してください。
瓦屋根からスレート屋根へ葺き替えた施工事例

ここでは、ユールーフが瓦屋根からスレート屋根へ葺き替えた施工事例をご紹介します。
工事を検討する際の参考になれば幸いです。
【Before】

【After】

福岡県糸島市で、瓦屋根からスレート屋根へ葺き替え工事を行った事例です。
施工前、瓦には割れがあり谷板金も腐食が進んでいる状態でした。
葺き替え工事を行ったことで、今後も長く安心して暮らせるようになりました。
瓦屋根からスレート屋根へ葺き替える際の費用相場を把握し信頼できる業者へ工事を依頼しよう

瓦屋根からスレート屋根への葺き替えは、費用相場を正しく理解し、メリット・デメリットを比較検討したうえで行うことが大切です。
葺き替え工事は決して安くありません。
火災保険や補助金の活用で費用を抑えつつ、実績豊富で評判のよい業者を選ぶ必要があります。




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