屋根の剥がれなど修理費用の相場を紹介!火災保険は利用できる?
2026.01.17 (Sat) 更新

屋根材の剥がれなどで修理が必要だと感じている方のなかには「費用が心配で、依頼に踏み切れない」という方もいらっしゃるでしょう。
屋根は目視で確認しにくく、実際の状態がわからないことも、費用への不安につながっているのではないでしょうか。
本記事では、屋根の修理にかかる費用の相場を紹介します。
屋根の状態によっては、部分的な修理で十分な場合もあれば、全体的な工事が必要なこともあります。
修理の規模や、屋根材ごとにわけて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
屋根の剥がれなど修理にかかる費用の相場

屋根材が剥がれているなど、修理の内容によって費用は異なります。
ここでは部分的な場合と屋根全体の場合にわけて、修理にかかる費用の相場を紹介します。
部分修理の場合
屋根の部分的な修理を行う際、費用の相場は以下の通りです。
・ヒビなどコーキングによる修理:2,000~60,000円
・瓦の交換やずれの修理:5,000~60,000円
・棟板金の交換:4~20万円
・谷板金・谷樋の交換:5~20万円
・瓦の差し替え:1~20万円
・漆喰補修:4~30万円
・棟瓦の交換・積み直し:4~66万円
・棟の釘の打ち直し:1.5〜20万円
・貫板の交換:1メートルあたり5,000〜10,000円
上記に加えて、足場代が別途必要になります。
また、目視では屋根の剥がれだけに見えても、別の部分の修理が必要になる場合もあります。
より正確な費用が知りたい場合は、屋根の調査をもとに見積もりを依頼すると確実です。
屋根全体の場合
屋根の状態を調査した結果、部分的なものではなく屋根全体の補修が必要になるケースもあります。
屋根全体を補修する方法と、各費用の相場は以下の通りです。
・カバー工法:80〜150万円
・葺き替え工事:100〜200万円
いずれも30坪ほどの住宅を基準としています。
カバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根材を施工する方法です。
葺き替え工事は、既存の屋根を撤去し、下地やルーフィングシート(防水シート)も含めて新しくする方法です。
既存屋根の解体や撤去が必要となるため、カバー工法に比べて費用が高くなる傾向があります。
どちらの方法が適しているかは屋根の状態によって異なるため、リフォーム会社に相談することをおすすめします。
【屋根材別】屋根の修理費用の相場

屋根材の種類によって、適した修理内容や費用が変わってきます。
ここでは、日本の住宅でよく見られる「瓦屋根」「スレート屋根」「金属屋根」「アスファルトシングル屋根」について、それぞれ修理内容や費用を解説します。
瓦屋根
瓦は耐久性に優れ、日本で昔から使われている屋根材です。
主な修理内容と費用相場は以下の通りです。
・瓦の差し替え(部分交換):1~20万円
・漆喰の補修:4~30万円
・棟瓦の積み直し:4~66万円
・瓦屋根や防水紙の葺き直し:70~180万円(30坪ほどの住宅の場合)
・瓦屋根の塗装:60~80万円(30坪ほどの住宅の場合)
・屋根の葺き替え:70〜250万円(30坪ほどの住宅の場合)
瓦屋根はカバー工法によるリフォームができないため、全体的な補修を行う場合は、葺き替えが必要になります。
また、費用は新しい屋根材の種類によって変動します。
加えて、同じ瓦屋根でも瓦の種類によって対応が変わるため、リフォーム会社と相談しながら、最適なプランを検討すると安心です。
スレート屋根
スレートは軽量で、比較的手頃な価格が魅力の屋根材です。
主な修理内容と費用相場は以下の通りです。
・屋根材のひび割れや欠損の補修:5,000~55,000円
・スレート瓦の差し替え:1枚あたり5,000~30,000円
・棟板金の交換:4~20万円
・塗装:60〜80万円(30坪ほどの住宅の場合)
・カバー工法:100〜200万円(30坪ほどの住宅の場合)
・屋根の葺き替え:80~200万円(30坪ほどの住宅の場合)
スレートは、経年劣化によってひび割れや反りが発生しやすい素材です。
また、紫外線や雨風による劣化を防ぐために、定期的に塗り替えを行う必要があります。
金属屋根
金属屋根といえば、以前はトタンを使う住宅が多く見られましたが、近年ではガルバリウム鋼板が主流です。
トタンに比べて耐久性が高く、サビにくいのが特徴です。
金属屋根の主な修理内容と費用相場は以下の通りです。
・部分補修:1~5万円
・カバー工法:80~150万円(30坪ほどの住宅の場合)
・屋根の葺き替え:100~200万円(30坪ほどの住宅の場合)
金属屋根が部分的に剥がれたり、破損したりした場合、シーリングなどで部分的な補修を行います。
また、自然災害のあとなど、飛来物でできた傷がもとでサビが発生するケースもあるため、注意が必要です。
アスファルトシングル屋根
アスファルトシングルは軽さが魅力の屋根材です。
北米発祥で、日本でもシェアが広がってきています。
主な修理内容と費用相場は以下の通りです。
・部分補修:1~5万円
・カバー工法:50~150万円(30坪ほどの住宅の場合)
・屋根の葺き替え:70~200万円(30坪ほどの住宅の場合)
アスファルトシングルは、タッカーや釘、接着剤などで固定するのが一般的です。
そのため、台風など悪天候の際、強い風にあおられて剥がれる場合があります。
剥がれた屋根材は、タッカーや釘、接着剤で再度固定し直します。
ただし、下に敷いてある防水シートまで破れた場合は、カバー工法などで対応する必要があります。
屋根の剥がれなど修理が火災保険の対象になる場合

屋根の剥がれなどで修理を行う際、原因によっては火災保険を申請できる場合があります。
火災保険の対象となるのは、風災や雪災などの自然災害による破損です。
経年劣化は対象外となるため、注意してください。
また、屋根の性能を向上させる工事も補償の対象外です。
火災保険の内容によっては、修理費用が一定額に満たない場合、補償の対象外となることもあります。
加入している保険の内容をよく確認しましょう。
なお、被害を受けてから3年以内に申請する必要があるため、早めの対応をおすすめします。
屋根の剥がれ修理などで利用できる可能性がある補助金・助成金

国や自治体が実施する補助金・助成金のなかには、屋根の修理やリフォームで利用できるものがあります。
リフォームの目的が「長期優良化」「耐震性能の改善」「地球温暖化・エネルギー対策」などに該当する場合、対象となる可能性があります。
また、自治体によっては独自の制度を実施している場合があるため、お住まいの自治体にどのような制度があるか、確認しておきましょう。
なお、どの補助金・助成金においても、年度によって条件や金額が変わる可能性があるため、最新の情報を確認することが重要です。
屋根の修理で注意すべき業者の特徴

屋根の修理を依頼する際、以下のような特徴をもつ業者には注意が必要です。
・飛び込みで営業を行う
・契約を急かす
国民生活センターに寄せられるリフォーム関連の相談のなかで、屋根修理に関する内容が多く見られます。
信頼できる相手かどうかを見極めたうえで、修理を依頼しましょう。
以下では、注意すべき業者の特徴を詳しく解説します。
飛び込みで営業を行う
「屋根材が剥がれているのが見えた」「近所で工事をしているから挨拶に回っている」など、事前の約束がなく飛び込みで営業を行う業者がいます。
そういった業者のなかには、トラブルにつながる悪質な業者が少なくありません。
突然訪問してきた相手には対応しないか、名刺をもらう、工事の現場を教えてもらって本当かどうか確認する、といった対応がおすすめです。
ご自分で依頼した業者以外には、屋根に上がらせないようにしてください。
契約を急かす
「このままだと雨漏りになる」「今なら大幅値下げができる」など、契約を急かす業者にも注意が必要です。
屋根に関する知識がないと、相場がわからず高額な契約に同意してしまう場合があります。
その場で契約することは避け、業者の信頼性を見極めることが重要です。
屋根の剥がれの修理は信頼できる業者に依頼しよう

屋根の剥がれなど、修理にかかる費用は工事の内容によって異なります。
屋根を調査した結果、場合によっては大規模な工事が必要になるケースもあります。
まずは破損箇所を含めて屋根の状態を把握し、そのうえでリフォーム計画を立てるのがおすすめです。
また、屋根の修理を依頼する際は信頼できる会社を選ぶのも重要になります。
ユールーフは20,000件以上の実績をもつ屋根の専門店です。
剥がれなど部分的な補修から、カバー工法といった大規模なリフォームにも対応しています。
屋根の修理を検討している方は、まずはお気軽にご相談ください。




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