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棟板金の交換費用は?安く抑えるコツと工事を行う劣化サインを解説

屋根修理

2026.02.03 (Tue) 更新

棟板金の不具合を見つけた際、交換費用がいくらかかるのか不安に感じている方もいるでしょう。

棟板金とは、スレート屋根や金属屋根の頂上部分に設置されている金属製の部材です。

劣化を放置すると、雨漏りが発生して住宅内部まで腐食が進み、修理費用が高くなってしまう可能性があります。

無駄な出費を防ぐためには相場を把握し、適切なタイミングでメンテナンスを行うことが大切です。

本記事では棟板金の交換費用の相場から、火災保険などを活用して安く抑えるコツ、信頼できる業者の見極め方まで解説します。

適正価格で工事を行うためにも参考にしてください。

 

棟板金の交換費用の相場

棟板金の交換費用は4〜20万円が相場で、別途足場代が必要です。

既存の棟板金の撤去費用、新しい棟板金の材料費、取り付け工事費が含まれます。

棟板金の範囲、下地となる貫板を木製にするか、耐久性の高い樹脂製にするかによって費用に差が生じます。

正確な金額は、現地調査で見積もりを取って確認しましょう。

 

棟板金の交換費用を安く抑えるコツ

棟板金の交換は決して安い工事ではありません。

工事の質を落とさずに費用負担を減らすための方法を紹介します。

火災保険を利用する

棟板金の破損原因が台風などの自然災害であれば、火災保険を利用できる可能性があります。

突風で棟板金が飛散したり浮いたりした場合は、保険対象となりやすいです。

まずは保険証券の内容を確認し、わからなければ一度連絡するのがおすすめです。

ただし、経年劣化による破損は保険対象になりません。

補助金・助成金制度を利用する

自治体によっては住宅のリフォーム工事に対して、補助金や助成金制度が設けられています。

地域の居住環境の質を向上させる目的や、耐震性・省エネ性能を高める工事の一環として、屋根修理が対象になる可能性があります。

条件を満たせば工事費用の一部が給付されるため、うまく活用するのがおすすめです。

お住まいの地域によって制度の有無や適用条件、申請期間が異なります。

予算の上限に達すると受付が終了することもあるため、早めの情報収集と申請準備を行うことが大切です。

参考:屋根全体の工事を検討する

棟板金の交換単独ではなく、屋根塗装や全体のメンテナンスをセットで行うと、長期的に見て節約につながります。

屋根塗装や外壁塗装の時期が近い場合、別々に工事をするとその都度足場代が発生し、無駄な出費が増えてしまいます。

まとめて工事を行えば足場の設置が一回で済むため、効率的に工事を組み合わせるのがおすすめです。

ただし、初月費用が高くなる点に注意が必要です。

 

棟板金の交換を検討する主な劣化サイン

棟板金は屋根の頂上にあり風雨の影響を受けやすく、定期的なメンテナンスが欠かせません。

交換の目安となる劣化サインを紹介するため、参考にしてください。

固定用の釘が抜ける

棟板金を固定している釘が浮いてきたり、抜けてしまったりするのは初期の劣化サインです。

棟板金は気温の変化によって膨張と収縮を繰り返し、徐々に釘が押し出されます。

放置すると固定力が弱まり、強風が吹いた際に棟板金があおられてしまいます。

釘が抜けているだけなら打ち直しで対応できますが、下地が傷んでいる場合は交換が必要です。

定期的に屋根の点検を行い釘の状態を確認することが、劣化進行の予防につながります。

棟板金が浮く

釘の緩みが進行すると、棟板金自体が屋根から浮き上がってしまう状態になります。

棟板金と屋根材の間に隙間ができると、雨水が浸入しやすくなり雨漏りのリスクが高まります。

浮いた状態のまま放置すると、次の台風や強風で棟板金が完全に剥がれて飛んでいく可能性があり危険です。

近隣の住宅や車に当たって事故になるケースもあるため、浮きを発見したら早急な対処が必要です。

貫板が腐食する

棟板金の下にある貫板といわれる木材が腐食している場合は、劣化状態が深刻です。

棟板金の継ぎ目や釘穴から雨水が浸入し続けると、内部の木材が湿気を含んで腐ってしまいます。

外見上は問題なさそうに見えても、板金を固定する釘が効かなくなっているため、手で触ると簡単に動いてしまいます。

わずかな風でも板金ごと飛ばされるリスクが高く危険です。

腐食した木材は元に戻らないため、新しい貫板への交換と棟板金の再設置が必要です。

 

棟板金のメンテナンスは10〜15年を目安に行う

棟板金のメンテナンスや交換時期の目安は、新築または前回の交換から10〜15年です。

棟板金は屋根の頂上にあり、紫外線や風雨などの影響を直接受けるため、劣化の進行が早い傾向にあります。

釘の浮きやコーキングの劣化が目立ち始める10〜15年を目安に、点検を行うのがおすすめです。

雨漏りなどの被害が出てからでは修理費用が高額になるため、予防的なメンテナンスを心がける必要があります。

 

棟板金の補修工事の事例

実際にユールーフが棟板金の補修工事を行った事例を紹介します。

工事前後の写真も掲載しているため参考にしてください。

糸島市 Y様邸

【Before】

【After】

「台風により棟板金が剥がれ、一部が敷地内に落下しているので修理してほしい」と、ご依頼いただきました。

施工前は棟下地の木部も1本飛ばされ、1本は釘が浮いている状態でした。

棟板金の剥がれは、棟下地の腐食か固定する釘がゆるくなっていることがほとんどです。

今回は棟下地を固定して取り付け、新しい棟板金を設置しています。

棟板金の落下による事故を防ぐためにも、屋根の定期点検は欠かせません。

糟屋郡 S様邸

【Before】

【After】

棟板金の部分補修を行った事例です。

棟下地である貫板は木製ですが、今回は樹脂の貫板を設置しました。

木製とは異なり水を吸収しないので腐食することもなく、耐久性や固定力を高められます。

 

棟板金の交換を行う際の業者の選び方

棟板金の交換は、技術力があり信頼できる業者へ依頼する必要があります。

まず、依頼する業者が棟板金の交換工事に関して、豊富な施工実績をもっているかを確認します。

屋根工事には専門的な知識と技術が必要であり、実績の多さは技術力を判断するひとつの基準です。

あわせて、実際にその業者を利用した人の口コミや評判をチェックすることが大切です。

業者の公式サイトだけではわからない、実際の対応の良さや施工後のフォロー体制を把握できます。

Googleマップの口コミやSNSなどで、具体的な評価や感想を確認するのがおすすめです。

業者選びに悩んだときには、自社職人が在籍しているところを選ぶのもひとつの手段です。

下請け業者を介さないため中間マージンが発生せず、適正価格で工事ができるメリットがあります。

施工不良や不当な高額請求などのトラブルに巻き込まれないようにするため、信頼できる業者への依頼が大切です。

 

棟板金の交換費用を把握し信頼できる業者へ依頼しよう

棟板金の交換費用の相場は4〜20万円です。

火災保険や補助金を活用すれば費用負担を抑えられる可能性があります。

棟板金は普段目に見えない場所だからこそ、意識的な点検と早めの対処が重要です。

「まだ大丈夫」と放置して雨漏りが発生してしまうと、修理費用が高額になるだけでなく住宅の寿命そのものを縮めてしまいます。

長く安心して暮らすためにも、被害が拡大する前に適切なメンテナンスを行うことが大切です。

信頼できる業者から見積もりを取り、納得のいく工事を行いましょう。

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