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折板屋根の修理方法は?雨漏りの原因や費用、費用を抑えるコツも紹介

屋根修理

2026.02.15 (Sun) 更新

折板屋根にサビなどの劣化を発見し、メンテナンスや修理が気になりはじめた方も多いのではないでしょうか。

金属製の折板屋根の劣化は、放置すると穴や雨漏りなどの深刻なトラブルにつながりやすくなるため、早めの対処が必要です。

本記事では、折板屋根の修理方法や費用相場、費用を抑えるコツ、劣化や雨漏りが起こる原因、応急処置の方法などを紹介します。

 

折板屋根の主な修理方法

折板屋根の修理方法は、主に次の3つに分けられます。

・塗装
・カバー工法
・葺き替え工事

それぞれの特徴や注意点などを詳しく見ていきましょう。

塗装による修理

塗装は、折板屋根からの雨漏りや漏水がないと判断された場合に選ばれやすい修理方法です。

チョーキング現象や塗膜の色褪せ、表面の軽いサビといった初期段階の劣化であれば、塗装で対応できるケースも少なくありません。

既存の屋根材を活かしながら、塗膜で表面を保護できるのが塗装のメリットです。

防サビ効果のある塗料を用いることで、屋根の寿命を延ばす効果も期待できます。

ただし、すでに穴があいていたり、あきそうなほど劣化が進んでいたりする場合は、塗装では対応できないため注意が必要です。

カバー工法による修理

カバー工法は、既存の折板屋根の上に、新しい屋根材を重ねる修理方法です。

既存屋根の撤去が不要なため、比較的工期が短く、費用を抑えやすいのがメリットです。

断熱材一体型の屋根材を用いれば、断熱性や遮音性の向上が期待できる場合もあります。

下地の状態が悪い場合は施工できないケースもあるため、カバー工法による修理の可否は、事前に業者へ確認しましょう。

葺き替え工事による修理

葺き替え工事は、既存の折板屋根を撤去して新しい屋根材に交換する修理方法です。

下地の状態を確認したうえで補修できるため、折板屋根のトラブルを根本から解決しやすいのがメリットです。

主に劣化が激しい場合や、カバー工法が難しい場合の修理に適しているといえるでしょう。

既存屋根の撤去や処分に手間がかかるため、他の方法より高額になりやすい点には注意が必要です。

 

折板屋根の取り付け方の種類

折板屋根の代表的な取り付け方は、下記の3種類です。

・はぜ締め式
・重ね式
・嵌合(かんごう)式

それぞれのメリットやデメリットを押さえ、折板屋根の修理にお役立てください。

はぜ締め式

はぜ締め式は、屋根材同士の継ぎ目(山になっている部分)を、専用の機械で折り曲げて(はぜて)固定する方法です。

屋根を固定するボルトが外部に露出しないため、防水性に優れています。

折板屋根の勾配が緩やかな場合にも、採用されやすい方法です。

施工には、専門的な技術が欠かせません。

他の取り付け手法よりも固定力が弱く、強風などで緩んだり外れたりすることもあるため、細やかな定期点検を心がけましょう。

重ね式

重ね式は、屋根材の山の部分を重ね合わせて、上からボルトで貫通させて固定する方法です。

固定力が高いうえ、施工が比較的簡単で工期が短く済むのが特徴です。

一方で、屋根を固定するボルトが外側に露出しているため、ボルト周りからのサビや雨漏りの懸念があります。

トラブルの早期発見に備え、見える範囲だけでも構わないので、普段から劣化状態を確認しておくのがおすすめです。

嵌合(かんごう)式

嵌合(かんごう)式は、屋根材同士の継ぎ目にキャップのようなものをはめ込んで接合する方法です。

はぜ締め式と同じようにボルトが外部に露出しないため防水性が高く、見た目はすっきりしています。

接合部分のキャップは取り外せるケースが多く、メンテナンス性にも優れているのが特徴です。

重ね式に比べると初期費用はかかりますが、美観と長期的なメンテナンスのしやすさのバランスを重視する方に向いています。

 

折板屋根の修理にかかる費用相場

折板屋根の修理にかかる費用は、原因や修理の規模、方法などにより大きく異なります。

雨漏りが発生している場合は、原因を特定するための調査費用も必要です。

費用相場はあくまでも一般的な目安のため、正確な金額は業者に見積もりをご依頼ください。

折板屋根修理の検査にかかる費用

折板屋根のトラブルは、原因を特定しなければ適切な修理ができません。

特に、雨漏りは目に見えない部分で進行している場合もあるため、業者による事前検査が重要です。

目視だけで原因を特定できない場合は、下記のような調査が発生します。

・散水調査:50,000~350,000円(別に水道代がかかります)
・紫外線投射発光調査(発光液調査):50,000~250,000円
・赤外線サーモグラフィー調査:100,000~500,000円

適切な調査方法の選択や費用の詳細は、現場を見てみないと判断できません。

地元の信頼できる業者を探し、相談することをおすすめします。

折板屋根の修理にかかる費用

折板屋根の修理は方法のみならず、劣化度合いや修理の規模などによっても異なります。

30坪ほどの住宅の場合、修理にかかる費用は下記のとおりです。

・塗装:60〜80万円
・カバー工法:80〜150万円
・葺き替え工事:100〜200万円

この他に、足場設置費用や養生費用、シーリング費用、消費税、諸経費なども必要です。

詳細は、業者へご相談ください。

 

折板屋根の修理費用を抑える方法

費用相場を見て、高いと感じた方もいるのではないでしょうか。

折板屋根の修理費用を抑えられる可能性がある方法を紹介します。

火災保険の活用を検討する

雨漏りなどのトラブルが自然災害に起因するときは、火災保険が適用になる場合があります。

ただし、経年劣化や美観目的の修理は対象外です。

申請は、原則として被害発生日から3年以内に行わなければなりません。

被害箇所の写真や業者による見積書などが必要となるため、まずは業者に相談しましょう。

補助金・助成金の活用を検討する

折板屋根の修理に特化した補助金や助成金は、2026年1月時点で確認できておりません。

しかし、特定の要件を満たす場合は、国や自治体の補助金や助成金制度を活用できる可能性があります。

内容が多岐にわたり煩雑なため、詳細は地元の信頼できる業者に相談するか、自治体の窓口でご確認ください。

地元の完全自社施工の業者へ依頼する

ハウスメーカーや大手リフォーム会社は、中間マージンが発生しがちです。

自社で職人を抱えるケースが多い地域密着の専門業者に依頼すれば、お手頃価格で修理工事を実施できる可能性があります。

地元の自社施工の業者は見積もりから施工、アフターフォローまで一貫していることも多く、万が一の際もより安心です。

 

折板屋根で雨漏りが起こる主な原因と応急処置

折板屋根で雨漏りが起こる原因を把握しておくと、トラブルの早期発見や予防に役立ちます。

ここでは、折板屋根で雨漏りが発生する主な原因と、雨漏りが発生した場合の応急処置を紹介します。

折板屋根で雨漏りが起こる主な原因

折板屋根で雨漏りが起こる原因として顕著なのが、折板屋根自体の穴あきです。

サビが進行して開いた穴から、雨水が浸入してきます。

ボルト周辺のサビやパッキン、接合部のコーキングなどの劣化で生じる隙間も、雨水の浸入口となりかねません。

折板屋根へ堆積した落ち葉や異物などにも、注意が必要です。

接した面にサビが発生しやすくなるほか、雨や雪どけ水がスムーズに排水されず、結果的に雨漏りを招きやすくなります。

折板屋根で雨漏りが起こった際の応急処置

雨漏りを発見したら、まずは被害を最小限に抑えるための応急処置を行いましょう。

・バケツなどで水を受けて、床や畳が直接濡れるのを防ぐ
・濡らしたくない家電や家具にはブルーシートなどを被せ、可能であれば場所を移動させる

濡れた折板屋根は非常に滑りやすく、転落事故につながりかねません。

応急処置は屋根に上らず、室内でできる範囲にとどめてください。

また、応急処置は、あくまでも一時的な対策です。

状況が落ち着いたら、早めに業者へ点検や修理を依頼しましょう。

折板屋根の修理は地元の業者に相談しよう

折板屋根の劣化は、目に見えないところで進行しているケースが少なくありません。

トラブルが深刻化し、雨漏りの発生で初めて気付くケースも多いのが実情です。

折板屋根の修理や点検は危険をともなうことが多いため、信頼できるプロに任せましょう。

地域密着型の業者ならば比較的対応が早く、中間マージンもかかりません。

結果的に費用を抑えながら、質の高い施工が期待できます。

いざというときに慌てずにすむよう、普段から些細なことでも安心して相談できる業者を見つけておくことをおすすめします。

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