陸屋根の雨漏り修理にかかる費用を詳しく紹介!工法の違いも解説
2026.02.17 (Tue) 更新

「陸屋根から雨漏りしているかもしれない」と感じた場合、修理にいくらかかるのか気になる方も多いでしょう。
本記事では、陸屋根の雨漏り修理にかかる費用や、変動する要因を紹介します。
どのような要因で費用が変動するかを把握しておくことで、修理会社と相談する際も説明が理解しやすくなります。
また、火災保険や補助金・助成金についても解説するので、費用を抑えたい方にとっても参考になる内容です。
ぜひ最後までご覧ください。
陸屋根の雨漏り修理にかかる費用

陸屋根の雨漏り修理にかかる費用は、一般的な住宅(50~100平方メートル程度)で総額20~150万円程度といわれています。
費用に幅があるのは、雨漏り調査や屋根の補修にかかる費用によって変動するためです。
防水工事の工法によっても総額が変わります。
より正確な費用を知りたい場合は、業者に屋根の調査と見積もりを依頼すると確実です。
ここではそれぞれの費用の目安を紹介するので、参考にしてください。
原因の調査にかかる費用
雨漏りの原因を調査する方法と、費用の目安は以下の通りです。
目視検査:0〜50,000円
散水調査:50,000~350,000円
紫外線投射発光調査(発光液調査):50,000~250,000円
赤外線サーモグラフィー調査:100,000~500,000円
目視検査とは、屋根などの状態を実際に目で見て確認する方法です。
雨漏り調査の初期段階で行われることが多く、原因が特定できない場合は他の方法を用います。
散水調査とは、実際に水をかけることで雨漏りの原因箇所を特定する方法です。
調査に大量の水を使うため、別途水道代がかかります。
紫外線投射発光調査(発光液調査)は、紫外線を当てると発光する液体を使う方法です。
雨漏りの原因箇所と思われる場所に発光液を流し、紫外線を当てて水の経路の確認を行います。
赤外線サーモグラフィー調査は、温度の違いで水の経路を調査する方法です。
専用機材と専門的な知識が必要となるため、高額になるケースが多く見られます。
補修工事にかかる費用
雨漏りの原因に合わせて、陸屋根の修理を行います。
修理の内容や工事の範囲によって費用は変動します。
また、材料費や人件費、足場の設置費用など、複数の要因で変動する項目です。
業者ごとに価格設定が異なる点にも注意が必要です。
建物の立地条件や工事の難易度によっても費用は左右されます。
正確な金額を知りたい場合は、現地調査と見積もりを依頼しましょう。
防水工事にかかる費用
陸屋根の防水工事には、主に4つの工法があります。
工法ごとの費用の目安は以下の通りです。
・ウレタン防水:5,000~12,000円/平方メートル
・FRP防水:5,000〜10,000円/平方メートル
・シート防水:4,000~15,000円/平方メートル
・アスファルト防水:5,000~22,000円/平方メートル
屋根の状態や予算に応じて、工法を選ぶことをおすすめします。
陸屋根の雨漏り修理は保険の対象になる可能性がある

陸屋根から雨漏りが発生した原因によっては、火災保険や地震保険の対象となる可能性があります。
火災保険では、台風や大雨、大雪などの自然災害による被害が補償対象となる場合があります。
経年劣化や施工不良で雨漏りが発生した場合は対象外です。
時間が経つほど経年劣化との見分けがつきにくくなるため、被害を受けてから3年以内に申請する必要があります。
また、地震によって雨漏りが発生した場合は、地震保険の対象となる可能性があります。
地震保険で受け取れる金額は、損害の程度によって決まります。
地震発生から10日を過ぎると補償を受けられない場合があるため、注意が必要です。
詳しくは、加入している保険会社に確認してください。
保険申請のサポートをしている業者に相談するのもおすすめです。
陸屋根の雨漏り修理で利用できる可能性がある補助金・助成金

火災保険や地震保険以外にも、補助金・助成金の利用によって費用を抑えられる場合があります。
全国規模の制度と、自治体独自のものとがあるため、それぞれ紹介します。
全国規模の補助金・助成金
陸屋根の雨漏り修理を含むリフォーム内容によっては「長期優良住宅化リフォーム推進事業」を利用できる可能性があります。
長期優良住宅化リフォーム推進事業は、既存住宅の長寿命化や省エネ化などに役立つ性能向上リフォームや、子育て世帯向け改修に対する支援を行う事業です。
申請を行うためには、住戸面積や居住環境、住宅性能の基準など、複数の要件を満たす必要があります。
2026年1月現在、令和7年度の申請は終了しているため、令和8年度以降の内容を確認してください。
なお、年度によって名称や内容が変わるものや、新しく始まる制度もあります。
補助金や助成金に詳しいリフォーム会社に相談すると安心です。
福岡県の補助金・助成金
陸屋根の雨漏り修理を含むリノベーション内容によっては「福岡県こどもリノベ補助金」を利用できる可能性があります。
福岡県こどもリノベ補助金は、若者・子育て世帯を対象とした住宅のリノベーション支援制度です。
居住性の向上や住宅の長寿命化、省エネルギー化を目的とした工事が対象となります。
2026年1月現在、令和7年度の受付は終了しているため、令和8年度以降の制度については福岡県の発表を確認してください。
参考:福岡県こどもリノベ補助金
なお、制度は内容が変更される可能性があるので、必ず公式ホームページで最新の情報を確認しましょう。
陸屋根に施す防水工事の種類

陸屋根の防水工事には主に4つの工法があります。
それぞれの特徴を紹介するので、雨漏り修理を計画する際の参考にしてください。
ウレタン防水
ウレタン防水は、液体で施工するため、繋ぎ目のない均一な防水層を形成できるのが特徴です。
施工費用は比較的安価で、複雑な形状の屋根でも対応できます。
一方で、ムラのない塗布には技術が必要です。
また、紫外線に弱いため、定期的にトップコートを塗り替える必要があります。
耐用年数は8~14年です。
FRP防水
FRP防水は、繊維強化プラスチック(FRP)を使って防水層を作る方法です。
軽量で強度が高く、耐久性や耐摩耗性にも優れています。
一方で、材料費が比較的高く、施工には専門的な技術が必要です。
また、硬い分地震の揺れなどでひび割れが発生しやすい点にも注意が必要です。
なお、施工中は臭いが強いため、トラブルを防ぐために近隣住宅への配慮が大切になります。
耐用年数は10~20年です。
シート防水
シート防水は、防水シートを接着剤やビスで固定する方法です。
工期が短く、耐候性・耐久性も高い点が特徴です。
シートを貼り付けるため、塗りムラが発生しないのもメリットです。
反面、シート同士の接合部には注意が必要で、施工が不十分だと剥がれの原因になります。
また、形状が複雑な屋根には向かない場合があります。
耐用年数は10~15年です。
アスファルト防水
アスファルト防水は、アスファルトルーフィングシートを貼り付ける方法です。
古くからある工法で、防水性能が高く耐用年数も長い点が特徴です。
反面、防水層が重くなるため、建物によっては不向きな場合があります。
費用も高額になりやすい傾向があります。
また、匂いや煙が発生する場合があるため、施工中は近隣住宅への配慮が必要です。
耐用年数は15~25年です。
陸屋根に雨漏りが発生する理由

陸屋根から雨漏りが発生した場合、以下の理由が考えられます。
・防水層の劣化
・パラペット部分(陸屋根の外周に設置される低い壁)の劣化や損傷
・排水口の詰まりや損傷
劣化や損傷が原因の場合、定期的な点検を行うと早い段階で対処できる可能性があります。
また、定期的な清掃を行うことで排水口の詰まりも防げます。
一度雨漏りが発生すると、修理に費用がかかるため、定期的なメンテナンスや点検を行うと安心です。
陸屋根からの雨漏りは専門業者に修理を依頼しよう

陸屋根から雨漏りが発生した場合、まずは原因を調査し、原因に合わせた補修や防水工事を行います。
調査方法や補修工事、防水工事によって費用の総額は変動します。
また、雨漏りを再発させないためには、原因を正確に把握し、適切な対応が重要です。
陸屋根から雨漏りが発生したら、専門業者に調査を依頼し、結果を元に対応を相談すると安心です。
ユールーフは、雨漏り修理の実績が豊富な屋根の専門会社です。
屋根診断を無料で承っていますので、まずはお気軽にご相談ください。




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