日本の伝統技法の焼杉
2024.12.01 (Sun) 更新
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福岡市・糸島市にお住いの皆さんこんにちは!
最近、外国人の方が、日本の焼杉(やきすぎ)についてSNSでコメントしており
理にかなった素晴らしい技法で見た目も美しいと絶賛していました。
昔ながらの素材や技法が今の時代に再注目されていることが多くなっていますが
特に日本の建築に関しては、その傾向が顕著にみられます。
今回は、世界的にも珍しい技法の焼杉についてご紹介します。
焼杉(やきすぎ)とは
その名の通り焼いた杉のことで
杉板の表面をわざと焼き焦がして、炭素層を人為的に真っ黒に形成したものです。
焼板とも言いますが、滋賀県より西の地域で見られる伝統技法で、
世界的にも珍しく、古くからある技法ですが詳しい起源などはわかっていません。
なぜ木目を焼くのか?
木目を焼く理由のひとつは、杉を焼くことにより木目がキレイに浮き上がって見え
景観美という側面があります。
単純に木目を綺麗に見せるためという理由ですね。
そしてもうひとつが、表面を炭化させることにより防虫効果があり、腐食速度を遅らせることができます。
炭化層が形成されることで、腐りにくく耐久性が高いこともメリットのひとつです。
昔は機能性の高い塗料もなく、耐久性が決して高いとは言えない杉で外壁を作る際の技法として
この焼杉板が外壁材として使用されてきたという歴史があります。
焼杉の作り方
西日本で古くからある技法で三角焼きという焼杉の作り方があります。
3枚の杉板を三角柱に組み合わせて縄で縛り、カンナくずなどを入れて火をつけて炭化層を作ります。
バーナーで手軽に焼く方法もありますが、三角焼きの方が厚い炭化層をつくることができます。
こうすることで木材が腐りにくくなり、耐久性が格段に上がります。
環境への配慮
焼杉は製造過程で防腐剤などの化学製品を使用しなくても厚い炭化層で自然な腐食効果があり
メンテナンスもしやすいので、塗料などを頻繁に塗りなおす必要もありません。
※30年以上も品質を維持できると言われています。
スタイリッシュなデザインに合う
昔からある外壁種ですが、見た目もシックなデザインになり
今の時代にマッチしたサスティナブルな素材が再注目を浴びています。
炭化層が経年で剥がれてきますが、それも古い革製のバッグのように
経年美化を楽しめるのも焼杉の特徴です。
注意点
外壁によりかかったり、白い服や手が触れると汚れることがあるので注意が必要です。
自然素材のため、経年変化で反れや割れがでてきますので、ある程度のメンテナンスは必要です。
焼杉を使用した外壁は施工できる業者が限られており、お住まいの地域によっては
初期費用が高くなる場合があります。
※関東や九州地区では西日本に比べて業者が少ないようです。
今回は、焼杉についてご紹介しました。
九州地区は、西日本にくらべて焼杉外装の戸建てを見ることは少ないかもしれませんが
上記の理由から、今後は増えてくる可能性が高い外装なのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます
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投稿担当者
柏本 恵美KASHIMOTO EMI