屋根の下地の構造について
2025.01.31 (Fri) 更新
福岡市、糸島市の雨漏り
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いつもありがとうございます!!
福岡市・糸島市にお住いの皆さんこんにちは!
屋根の構造を見たことのある人はいますか?
家を建てる際は足場やシートがかけてあったり高い部分のためじっくり見たことはない。という方が
多いと思います。またなんとなく木材が組まれているんでしょうというイメージでどんな役割があるのか
まではわからないのではないでしょうか。
そこで今回は家の屋根はどんな構造でできているのか屋根の構造について紹介します。
屋根の下地
まずは屋根の下地となる部分を紹介します。屋根の下地は屋根を支える重要な部分で修理の際に出てくることの多い言葉です。
【垂木(たるき)】
屋根の基本となる垂木。
垂木は屋根の傾斜に沿って、上から下へ流れている構造材です。
勾配のある屋根であればどんな屋根にも設置されています。
この垂木は屋根面の荷重を支える役割があり、屋根の斜面を支えている非常に大事な部分です。
屋根材が軽い、軒の出が短い・・・細い垂木
屋根材が重い、軒の出が長い・・・太い垂木
垂木の縦幅と横幅は「屋根材の種類」と「軒の長さ」で変わります。
野地板、防水紙、屋根材の3つの土台となっている縁の下の力持ちで、
屋根材→防水紙→野地板の下に垂木はあり、基本的に傷むことはありません。
ただし雨漏りにより野地板までダメージを受けると腐食する可能性はあります。雪の多い地方であれば、
雪の重みが加わりその重みで歪んだり折れたりする場合もあります。
なかなか見ることのない部分にはなりますが、屋根の構造上では1番重要な部分です。
【野地板(のじいた)】
先ほども出てきたように、垂木の上に設置してある板が野地板です。
野地板は防水紙、屋根材をのせるための土台となる部分になります。屋根材を固定する下地材と言われることもあるでしょう。
野地板は垂木に固定されており、防水紙と屋根材は野地板に固定されています。
そのため垂木と同じく重要な部分です。
※野地板には耐用年数があり、20年~30年と言われています。
上に屋根材、防水紙が設置されているためメンテナンスしにくいため、屋根の葺き替え工事と一緒にメンテナンスを行います。
屋根から雨漏りが発生した際、最初にダメージを受けるのは野地板なのです。
雨を吸い込んだことでカビが発生し木材を腐食していきます。
雨漏りの修理工事の際、野地板が腐食していると言われた場合はこの状態を思い浮かべてください。
<野地板の種類>
構造用合板(構造用パネル)
構造用合板は耐震性や耐風性を求める部分に用いられることを前提に作られた合板です。
そのため戸建ての野地板として最近では最も使用されています。
バラ板
築40年以上の住宅に用いられていることが多いです。
パネルとは違い板の幅が約90~120mmで、屋根の一面を全面的に覆うのではなくバラバラの板を
通気性と乾燥のためにわざと隙間が設けられて設置されています。
防水紙の進化によって、湿気による腐食が少なくなったため使用されるケースも減りました。
バラ板を使用している戸建ての場合、構造を強くするためメンテナンスの際に構造用合板を増し張りするケース
があります。
増し張りとは既存の材料の上に新しい材料を重ねて張る工事のことを言います。
耐火野地板
準防火地域、防火地域、屋根不燃区域での使用が義務付けられている野地板です。
火に強い野地板で火災に対する安全性を高めるために使用します。
【防水紙(ルーフィング)】
防水紙は野地板の上に設置する防水シートのことです。
防水紙はタッカーと呼ばれる大きなホッチキスのような工具で野地板に取り付けます。
雨から室内を守ってくれているのはこの防水紙が大きな働きをしてくれているからです。
例えば屋根材に破損が生じた際、1番最初の壁となってくれるのがこの防水紙で雨を弾いてくれます。
屋根材に不具合があると雨漏りは起こると思うかもしれまんせんが、すぐには雨漏りにはつながりません。
この防水紙に不具合が生じたことで野地板に雨水が浸み込み雨漏りが発生します。
そのため防水紙は雨漏りを防ぐ大きな役割部分になります。できるだけ高性能な防水紙を選びましょう。
<防水紙(ルーフィング)の種類>
アスファルトルーフィング
アスファルトルーフィングはフェルトにアスファルトを染み込ませ両面をアスファルトで覆った防水紙です。
価格も安めのため新築などでは利用されることも多いです。
寿命は15~20年前後。
改質アスファルトルーフィング(ゴムアスルーフィング)
改質アスファルトルーフィングはアスファルトの他に合成ゴムや合成樹脂を加えたものです。
耐久性が高いのが特徴で温度変化にも強く、収縮性も高いです。
通常の改質アスファルトルーフィングは耐用年数が約20年越えですが、中には約60年以上のものもあります。
<<防水紙を選ぶ際の注意点>>
高性能な防水紙を選びましょうとお話しましたが、屋根材の寿命が短く葺き替え工事が必要になった場合
葺き替え工事の際に防水紙を傷つけずに工事をすることは困難です。
葺き替え工事をする際は防水紙も交換します。そのため屋根材よりも耐用年数の高い防水紙を使用しても
屋根材の葺き替えによって寿命を待たずに葺き直しをしないといけないということになります。
防水紙は高性能であり、尚且つ屋根材の種類とあわせて選ぶといいでしょう。
屋根の仕上げ
屋根の仕上げ材とは直接目に触れる部分の表面材料のことです。
【屋根材】
屋根材。家の大部分をしめる屋根材は見えない部分に比べて力を入れて選ぶ方も多いのではないでしょうか?
屋根材は仕上げとして防水紙の上に敷かれるものになります。
屋根材には瓦、スレート、ガルバリウム鋼板などいくつか種類があります。
【棟板金(むねばんきん)】
棟板金とは屋根の頂点につけられる屋根部材のことです。
棟板金は雨水の侵入を防ぎ屋根全体の防水機能を向上させる役割があります。
その他に屋根材を固定し、屋根材の飛散を防ぎます。風や地震の影響を受けやすい部分のため不具合があった場合には
すぐに補修をしましょう。
【水切り板金】
雨水が屋内に侵入しない防水処置のことを雨仕舞い(あまじまい)といいます。
水切り板金は家の様々な箇所に水切り板金と呼ばれる部材を使用し雨仕舞いを行います。
<屋根の水切り板金>
屋根の水切り板金には以下のものがあります。
・雨押え水切り板金
・壁止まり板金
・ケラバ水切り板金
・軒先水切り板金
・谷板金
屋根の構造を知っておくメリットとは?
屋根の構造は専門的な知識だし知っておく必要はないのでは?と思う方もいるでしょう。
家は毎日帰る場所であり安心して住める環境である必要があります。
もし家に不具合が生じた際に屋根の構造を知っておくとどの部分に不具合が生じたのかなと気づくことができるでしょう。
他にもメリットとしては、
・雨漏りが発生した際にメンテナンスが必要な箇所が分かる
・工事の打ち合わせの内容が理解しやすくなる
・業者に騙される心配が減る
・見積りの項目を読み解くことができる
分からないことは言われるがままになったりお任せしたりしがちですが、知識があると疑問に思ったことを質問できるようになります。
まとめ
今回は屋根の下地の構造についてメインでご紹介しました。
屋根を支える重要な部分でもある下地の構造を知っておくことで、不具合があったとき次にどんな不具合が発生するのか、
業者の言っていることは正しいのか判断することができるようになります。
今回の記事を参考にぜひ下地の構造について知ってくださいね。
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