屋根工事の際に用いられる屋根の構造・部材の名称②/ 福岡市・糸島市の屋根リフォーム・雨漏り専門店ユールーフ
屋根工事の際に用いられる屋根の構造・部材の名称part2
福岡市・糸島市の
屋根リフォーム・雨漏り専門店ユールーフ
スタッフの岩佐です🙋
前回はお打ち合わせの際や見積書等に
使用されることが多い
屋根の構造や名称について更新致しました🌟
前回のブログはこちらをクリック👇
今回はその構造や屋根に関する用語についてお話していきます☺
この記事で得られるメリット↓
打ち合わせの意味がよくわかる
具体的な工事内容が理解できる
打ち合わせがスムーズに進む
不要な工事を勧められることがなくなる
屋根の構造・屋根に関する用語
葺く(ふく)
屋根材を張る作業のことです。
葺き作業をする職人さんを葺師(ふきし)
と呼ばれていました😮
雨仕舞い(あまじまい)
前回のブログでも少し登場しましたね。
これは防水の納りのことをいいます。
建物内部へ雨水が侵入している際には
「雨仕舞いが悪くなっていますね」
と言われることも多いでしょう🙋
雨仕舞いは板金と関係するものです。
板金についてはまた詳しくお話しますね。
勾配(こうばい)
よく聞く用語の一つではないでしょうか?
これは屋根の傾き具合のことを言います。
緩勾配:傾きが緩い
(かんこうばい)
急勾配:傾きが急
(きゅうこうばい)
屋根の勾配は一般的に
1~10寸の単位であらわすことが多く、
10寸勾配は直角となります。
一般的な住宅ですと、
3~5寸が多く建築基準法を基に定められることが多いんです!
勾配によっては組み立てる足場も変わってくることはご存じでしょうか?
これもまた今後詳しくご説明していきます🌟
妻(つま)
本を開いたような形の基本的な屋根の形を
切妻屋根と言います。
切妻屋根の雨樋が取り付けられていない方を
妻側といいます😄
これはケラバと呼ばれることもあります。
他にも破風板や鼻隠しなどありますが、この辺の名称は以前のブログで紹介しておりますのでもっと詳しく知りたい!という方はそちらもご覧ください✨
(※弊社の塗装専門ページに移ります。)
寄棟(よせむね)
屋根の形状のことです。
切妻屋根は先ほど説明しましたが、
寄棟とは屋根が4面で構成されている屋根のことを指します。
一方で屋根の面が1面のみの場合は
片流れ(かたながれ)といいます。
寄棟同士が一緒になった屋根は
複合屋根と呼ばれています😮
皆さんのお住まいの屋根は
どのような形状でしたか??
軒先(のきさき)
屋根先端部分を軒先といいます。
壁から軒先までを軒の出といい、
屋根によっては軒先板金を取り付ける場合もあります🤗
この軒先の下地に広小舞(ひろこまい)という木の下地が使用されています。
よく聞く軒天(のきてん)は、
part1の構造の説明でお話した
「垂木」や「野地板」を隠し、見栄えをよくするために張られています🙋
棟(むね)
屋根の一番上のことを指します。
庇(ひさし)
小庇や霧除けともいわれていますね。
出窓上などについている小さな屋根のことです。
これは主に雨水や霜が建物内に侵入するのを防ぐために取り付けることが多いです。
玄関先に取り付けられている庇は、
「玄関ポーチ」と言われることも多く、
近年、アルミ製やガラス製の庇も普及率が高まっています。
お洒落な見た目なので、
目にする機会も多いのではないでしょうか?
コロニアル(化粧スレート)
ケイミュー株式会社様が取り扱っている化粧スレートのことです。
化粧スレートよりもコロニアルと言った方が分かるお客様が多く、
その他の呼び方としては
・カラーベスト
・平板スレート
とも呼ばれています。
瓦屋根が少なくなってきた現在では
屋根材の中で1番使用されています。
アスベスト含有屋根
15年ほど前のスレート系屋根にはこのアスベスト含有屋根が多いです。
アスベストとは石綿という意味で
発がん性がある物質です。
これは他の屋根材と違い、処分する際にも特別な対処が必要になります。
そのためこの屋根材を使用している場合は
葺き替え工事にしてもカバー工法にしても処分費として費用が高くなる可能性があります😭
葺き替え工事を検討している方は、
近年段々とその処分費が高騰しはじめていますので、この屋根材を使用している場合は早めの工事を検討した方がいいでしょう😖
カバー工法はアスベストを閉じ込めることができる工事ですので、費用を抑えることができます。
アスベスト含有屋根についても
以前のブログで紹介しております!
下葺き材(したぶきざい)
屋根材の下にある防水シートのことを指します。
ルーフィングシートとも呼ばれ、原料にアスファルトを使用しているものがほとんどです。
これも建物内に雨水が侵入するのを防ぐために
とても重要な役割をしています。
ですが・・・
屋根材をその上から葺いて完成する為
下葺き材は目に見えない部分になります。
そのため
そこまでこだわらない
気を遣ったりしない
というお客様が多いのが現実です😭
下葺き材は性能によって価格も変わります。
是非、リフォームを行う際には
下葺き材にもこだわるようにしてください🙋
部材や用語を知ってワンランク上の工事を行いましょう。
前回に引き続き、
よく業者とお客様のお打ち合わせ等に出てくる用語や屋根の名称についてお話いたしました。
いかがでしたでしょうか?
part1の最初に記載した
「妻側の垂木が腐ってしまってたので、下葺き材と野地板を剥がしてから補強しますね。」
の意味がなんとなくでも理解できましたか?🙋
理解すると、確かに業者も知識を持ち合わせていないお客様がわかる言葉が出てこないだろうと思いますよね😖
しかしリフォームも気軽に行えるような工事ではありません。
スムーズで満足のできる工事になるように
今回紹介した基本的な用語を抑え
お打ち合わせは有意義な時間にしてください✨
ユールーフのショールームには
実際に使用される仕上げ材の展示もしております!
是非一度足を運んでみてくださいね✨
来店予約はこちらから↓↓
福岡市・糸島市の雨漏り・屋根リフォーム・屋根工事のことなら屋根専門店のユールーフへご連絡お待ちしております。
見積無料診断無料
お気軽にお問い合わせ下さい
0120-92-8446受付時間9:00~18:00